スイッチボックスの種類

この記事では「スイッチボックスの種類」について紹介します。
スイッチボックスの規格・材質や他のボックスとの違いを解説していきます。
「スイッチボックス」の概要や利用用途については以下の記事でご紹介しています。
まず、スイッチボックスの選び方や配線方法について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
スイッチボックスの規格
スイッチボックスには関連するJIS規格(例:JIS C 8340 など)がありますが、スイッチボックスを選定する際に「JIS規格に基づいて選ぶ」ではなく使用する器材や設置場所、施工条件に応じて行います。
スイッチボックス選定時に考慮する主なポイント
- 使用する配線器具の種類やサイズ
- 設置場所(木造/RC/軽量鉄骨 など)
- 露出配管か隠ぺい配管か
- 防火区画の有無
- 将来的な回路増設の可能性
- 電線管の径や本数
規格に準拠したスイッチボックスを使用することで、配線器具との互換性が確保され、施工時のトラブル防止や安全性の向上につながります。
このように、スイッチボックスの選定は「規格の名称」で決めるものではなく、器材と設置環境に適合しているかどうかが本質的な判断基準になります。
なお、製品自体は各種安全基準や関連規格に適合して製造されていますが、現場での選定はあくまで施工条件に即して行うことが重要です。
スイッチボックスの種類
スイッチボックスの種類については、以下の2つが挙げられます。
- 露出型ボックス
- 埋込型ボックス
それぞれの種類について解説していきます。
露出型ボックス

露出型ボックスは、壁の表面に取り付けて器材を設置するタイプのスイッチボックスです。ねじなし・ねじ付が有り、配線は電線管を通して行われます。
主に使用される素材には、鋼板や鋳鉄、樹脂などがあります。ボックスの深さには 40mm・50mm の2種類があり、横並び1連・2連・3連の選定は設置する器材の数によって決まります。
埋込型ボックス(スイッチボックス・セーリスボックス)

埋込型のボックスは、壁や天井などに組み込んで設置するタイプで、用途に応じて木造住宅向けや真壁向け、コンクリート向けなどの種類があります。
スイッチボックスの深さには「浅型」と「深型」があり、一般的なものでは28mmや35mm、などのバリエーションがあります。
スイッチボックスの横幅は取り付けるスイッチの数によって異なり、通常は1個用から最大6個用まで用意されています。
素材には主に鋼板や樹脂が使われており、特に鋼板製のものは、表面仕上げとして電気亜鉛めっきやカチオン電着塗装が施されることが一般的です。
まとめ | スイッチボックスの種類を把握して適切に選定しよう!
今回は、スイッチボックスの種類について紹介しました。
スイッチボックスは、照明スイッチやコンセントの裏側に設置されるボックス状の部品のことです。主に住宅、商業施設、工場などで使用され、露出型と埋込型があります。
今回の記事を参考に、設置場所や使用条件を考慮しながら、皆様の現場に合ったスイッチボックスを選定していただければ幸いです。
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