
プルボックスとは
この記事では「プルボックス」について紹介します。
また、プルボックスの「利用用途」について解説していきます。
プルボックスとは?
プルボックスとは、電線やケーブルの分岐や接続部分に設置する箱型のケースを指します。
電気設備技術基準により、電線管の中で電線同士を接続しなければならないと定められているため、電線やケーブルの延長や分岐する場合はプルボックスを設置してボックス内部で接続します。
そのため、電線やケーブルを分岐・接続・延長する際にはプルボックスが欠かせません。
プルボックスの利用用途
プルボックスには、電気工事において以下のような用途が挙げられます。
- 電線の接続点
- 分岐点の設置
- メンテナンスの利便性
それぞれの項目について解説していきます。
1.電線の接続点
プルボックスは、複数の電線を安全に接続するための場所として使用されます。電線同士を直接つなぐのではなく、プルボックス内で接続することで、配線の整理と安全性を確保します。
2.分岐点の設置
電線を異なる方向に分岐させる必要がある場合、プルボックスを使って簡単に分岐点を作ることができます。これにより、配線の経路を整理しやすくなります。
3.メンテナンスの利便性
プルボックスは、配線のメンテナンスや点検を容易にします。故障や問題が発生した場合、プルボックスを開けることで迅速に問題箇所を確認し、修理することができます。
まとめ
今回は、プルボックスの概要と利用用途を紹介しました。
プルボックスは、電線やケーブルの分岐や敷設をスムーズに行うために使用される箱で、主に鋼板などの素材で作られています。
今回の記事を参考に、皆様の現場でプルボックスを活用して効率的な作業に繋げていただければ幸いです。
「プルボックスの種類」については下記記事にてご紹介していますので、ぜひ本コラムと一緒に読んでいただけますと幸いです。
プルボックスの種類
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