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電材の基礎を学ぶ

電材とは

この記事では、「電材の基本」「電材の種類」について解説していきます。
ぜひこの記事を参考にして、電材について理解を深めてみてください。

電材とは?

電材とは、「電気設備資材」の略称であり、電気設備や配線工事に使用されるさまざまな資材の総称です。「電設資材」とも呼ばれることがあります。

たとえば

  • 照明器具、スイッチ、コンセントなど電気を使うためのもの
  • 分電盤、電線、ケーブルなど電気を届けるためのもの
  • ボックス、ダクトなど電気設備を守るもの
  • ブレーカー、照明器具など機器

など、電気工事に関連する資材はすべて「電材」の分類に属します。スリーブや端子、絶縁テープなど消耗品も電材の一部に含まれます。

家やオフィスビル、工場や倉庫、プラント、道路など電気が必要な場所には「電材」が活用されていますので是非探してみてください。

電材の種類

先ほどの解説通り、電材は多種多様なものが含まれていますが、以下の3つの分類で分けることができます。

  • A材
  • B材
  • C材

この分類は工事の積算を行う際によく使用されます。積算とは、工事に要する各項目の費用を積み上げて全体費用を算出することです。

では、それぞれの分類について解説していきます。

A材

A材とは、電気工事に使用される機器類を指します。

具体的には、以下が挙げられます。

  • 照明器具
  • 分電盤
  • 配電盤
  • 電力計
  • 換気扇
  • インターホン
  • 火災報知器
  • ブレーカー

特徴としては、上記のように電材の中でも比較的高価なものが分類されます。

B材

B材とは、電気工事に使用される材料類を指します。電気工事業で使う資材の中で、一番使用量が多い分類となります。

具体的には、以下が挙げられます。

  • 電線
  • ケーブル
  • プルボックス
  • 配線器具
  • 付属品
  • 電線管

特徴としては①A材ではないもの、かつ②消耗品ではないものが分類されます。

C材

C材とは、電気工事に必要な雑材や消耗品類を指します。

具体的には、以下が挙げられます。

  • 圧着端子
  • ビス
  • 絶縁テープ
  • 結束バンド

特徴としては、上記のように電材の中でも比較的安価なものが分類されます。

まとめ | 電気工事に必要な資材を「電材」と呼びます!

今回は、電材の概要と分類を紹介しました。

電材とは、「電気設備資材」の略称であり、電気設備や配線工事に使用されるさまざまな資材の総称です。また、電材はA材、B材、C材の3つの分類に分けることができます。

別コラムでは、各電材の使い方、各電材の種類を紹介していますので、ぜひ本コラムと一緒に読んでいただけますと幸いです。

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