
防球ガードとは
この記事では「防球ガード」について紹介します。
また、防球ガードの役割や設置の背景、設置場所について詳しく解説します。
防球ガードとは?
防球ガードとは、主に学校やスポーツ施設の空調などの機器類を球技で使用するボール等から守るための物です。
施設内で飛来するボールがエアコン・空調設備、照明等の設備に直接あたって破損することを防止する製品です。
防球ガードの設置背景
近年、熱中症対策のために体育館、スポーツ施設での空調設備の導入が進んでいます。また、体育館やスポーツ施設は災害時の避難場所としても利用されることが多いという点からも、国や地方自治体も積極的に体育館のエアコンの設置を進めています。
しかし、授業や部活動でのバスケットボール、フットサル、バレーボールなどの球技をはじめとするスポーツ活動は日常的に行われているため、ボールが設置設備に接触し破損や故障を引き起こすリスクがあります。
エアコン・空調設備、照明などの設備に防球ガードを設置することで、ボールの飛来から設備を守ることができ、スポーツを行う人も不安なく励むことができます。
防球ガードの設置場所の例
防球ガードは以下のような機器類に設置することができます。
- エアコン・空調機器
- 照明
- 回転灯架台
- 非常灯
- スピーカー
- 非常用警報設備
- スイッチ
- コンセント
- ガラス窓
- 防犯カメラ
- 時計
- 温湿度計
- 電光表示器
ボールの衝突により破損・故障する可能性があるものについては、防球ガードを設置しておくことがおすすめです。
防球ガードの種類と選び方
防球ガードは設置場所や守る機器に応じて様々な形状が各種必要になるため、特注(オーダーメイド)で製作されることが多い傾向にあります。
オーダー・設計のポイントとしては設置後の利便性やメンテナンス性です。
例えば、エアコンに設置する場合はエアコンのフィルター清掃やメンテナンスを行うための開閉扉を設置しておく、スイッチやコンセントに設置する場合は操作が問題なくできるスペースがあり、且つボールの接触を防げるスペースに設計する必要があります。
また、屋内スポーツ設備では何のスポーツが行われる可能性があるかも考慮する必要があります。たとえば、テニスやバドミントン、卓球などボールのサイズが小さい場合、網目のサイズも小さくする必要があります。
金属加工を行う会社の中でも、様々な防球ガードの製作実績がある会社に相談すると、必要な要件についても事前に確認をしてもらえるため安心です。
まとめ
防球ガードは、体育館やスポーツ施設の設備をボールやその他飛来物の衝撃から守る役割があります。特に、エアコン・空調設備や照明などの破損リスクが高い設備には、適切な防球ガードを設置することで、安全性と修理コストの削減といったメリットを得ることができます。
防球ガードの導入を検討する際は、設置場所や用途に応じて、適切な形状と、設置後のメンテナンスや利便性も考慮した設計を行うことが求められます。そのため、製作実績のある会社に相談し、必要な仕様や環境に適した設計を提案してもらうことが重要です。
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