
穴あきアングルとは
この記事では「穴あきアングル」について紹介します。
また、穴あきアングルの「利用用途」について解説していきます。
穴あきアングルとは?
穴あきアングルは、金属製のL字型の角材で、表面に一定間隔で穴が開いている部品を指します。
穴がすでに開いているので、施工時に穴をあけずにボルトやナットを使用して簡単に他の材料と接続ができます。また、切断がしやすく、継金具などの部材や工具を使って簡単に必要な形状に加工・組み立てができます。
木材や金属、プラスチックなどさまざまな素材とも組み合わせが可能です。
このように、加工のしやすさや耐久性から、多岐にわたる用途で利用されています。
穴あきアングルの利用用途
穴あきアングルは、高い汎用性と耐久性から、多くの分野で欠かせない存在となっており、幅広い用途に対応できます。
具体的に、穴あきアングルの利用用途については、主に以下が挙げられます。
- 空調等設備工事
- 電気工事
- 農業・園芸
- 家庭内のDIY
それぞれの項目について解説していきます。
空調等設備工事
穴あきアングルは、ダクトや室内機の支持金具として多く使用されています。また、エアコン室外機の架台・受け等や天井や壁の下地材として使用されることがあります。
既存で穴が開いているので、ボルトやナットを使って他の部材と容易に結合できる点が大きなメリットです。
また、耐久性が高く、重い荷重にも耐えられるので、安定した構造を構築するために欠かせない部材となっています。
電気工事
電気工事の現場でも穴あきアングルは多用されています。たとえば、ダクト・電線・配管等の支持金物として使用されています。
アングルに穴がすでに開いているので、ケーブルタイや結束バンドを通して配線を固定しやすく、簡単に安全な作業環境を維持することが可能です。
配電盤やスイッチボックスの取り付け、ケーブルの整理などに使用され、配線の整理整頓に役立ちます。
農業・園芸
農業や園芸の分野でも、穴あきアングルは利用されています。例えば、温室のフレームやビニールハウスの構造材として使用されるケースも多くみられます。
また、植物の支柱などを作る際にも、穴あきアングルは強度と安定性が期待できます。
アングルに等間隔ですでに穴が開いていることから、植物の成長に合わせて高さや形状を調整できるので、効率的な栽培をおこなうことにもつながります。
家庭内のDIY
家庭内のDIYをする際にも、穴あきアングルは非常に重宝されます。
棚を作る際の支柱や、ガレージの収納ラック、自転車置き場などさまざまな用途に対応できます。
穴があいていることによって、簡単にサイズを調整したり、追加の棚板を取り付けたりすることができるので、自由度の高い設計が可能です。
また、ホームセンターなどで手軽に入手できる点も、魅力的といえます。
まとめ | 穴あきアングルで効率的な作業が実現できます!
今回は、穴あきアングルの概要と利用用途を紹介しました。
穴あきアングルとは、金属製のL字型の角材で、表面に一定間隔で穴が開いている部品を指します。すでに穴が開いていることから施工の簡素化がメリットに挙げられます。
今回の記事を参考に、皆様の現場で穴あきアングルを活用して効率的な作業に繋げていただければ幸いです。
「穴あきアングルの種類」については下記記事にてご紹介していますので、ぜひ本コラムと一緒に読んでいただけますと幸いです。
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