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よくある質問Q&Aプルボックスについて国土交通省仕様と民間仕様はどのように違うのでしょうか?プルボックスにJIS規格はありますか?プルボックスSS型やSSC型とは何のことですか?国土交通省仕様のプルボックス・金属ダクトは材質・板厚・仕上げ方法等、公共建築工事標準仕様書・公共建築設備工事標準図(P.140参照)に準じて製作しています。民間仕様との主な違いは、本体・ふた止めねじ材質が規定されていることや接地端子座を設けていること等です。プルボックスに関するJIS規格はございません。公共建築設備工事標準図(電気設備工事編)に記されている国土交通省仕様プルボックスの記号・形式のことです。SS型はS=露出型、S=ねじ止め式のプルボックスSSC型はS=露出型、S=ねじ止め式、C=屋内形(隠ぺい部)に使用するプルボックスで当社では点検しやすい蝶ねじでのふた止め形状を推奨しています。(詳しくはP.140をご参照ください。)取り付け後現場にて、被せふた(簡易防水)プルボックスを水切防水プルボックスに変更したいのですが、ふた交換だけで仕様変更は可能ですか?被せふたのプルボックスと水切防水プルボックスでは本体の形状が違うため、ふたのみでの交換では対応できません。金属ダクトについて金属ダクトとダクトカバーの違いについて教えてください。金属ダクトにAS型と書いてありますが何ですか?金属ダクト(ワイヤリングダクト)とは、電気設備技術基準で厚さが1.2mm以上の鉄板またはこれと同等以上の強さの金属でできたもので、ダクトの幅が5cmを超えるものをいいます。一方、ダクトカバーは制御盤等の上部、又は下部等の配線を隠蔽し見た目と配線保護に使用するいわゆる化粧カバーで金属ダクトとは異なります。国土交通省仕様の金属ダクトのA形で、ふたの止め方法がねじ止め式のものを指します。公共建築設備工事標準図に詳細が記載されています。(詳しくはP.34をご参照ください。)可とう電線管用コネクタについて溶融亜鉛めっき仕上げのコネクタの取り扱いはないのですか?当社が取り扱う可とう電線管用コネクタ及びカップリングは本体そのものが亜鉛素材となります。溶融亜鉛めっきについて溶融亜鉛めっき仕上げのプルボックスに穴が開いてあるのですがどうしてですか?溶融亜鉛めっき仕上げのHDZとは何ですか?溶融亜鉛めっき仕上げの試験成績書は事前に依頼しないと出ないのはどうしてですか?プルボックスはめっき槽に投入するとき内部に空気が溜り、浮いてしまったり空気が膨張し爆発する恐れがあるため、空気抜き穴を設けてスムーズにめっき処理を行えるようにしています。また当社では出荷前にブッシングにて穴部をふさいで出荷しておりますが、別途穴埋めの処理が必要な際は、ご注文時に担当者にお伝えください。溶融亜鉛めっき付着量を示す記号で主に板厚に対して付着量にJISで規定が設けられています。詳しくはP.155(JISH8641:2021溶融亜鉛めっき)をご参照ください。受注生産品の溶融亜鉛めっき製品は、試験片をめっき層に入れその試験片を試料として試験を行い、試験成績書を発行します。従いまして、めっき処理後になりますと試験成績書の発行対応は致しかねますので、予めご依頼をお願いします。・無断複写・転載を禁じます。よくある質問Q&A176